かなり前から、時々マウスを移動している場合に「ひっかかる」、つまり、マウス本体を移動してもマウスカーソルが途中で0.5秒ほど止まってしまい、その後本来の位置にワープするような現象に悩んでいました。マウスは細かい操作をすることが多く、効率が悪いと同時に精神的にもイライラしました。
この問題は常に発生するわけではなく、以下のような状況でした。
- 仕事場では発生することあるが家では発生したことがない
- 一度発生するとしばらく発生し続ける
- 有線のマウスをつなぐと発生しない
- VMWare Workstationを使っている場合に起きる (と思っていた)
- Bluetoothが原因かと思ってロジクールのUnifyingのマウスに変えたが、それでも発生した
類似の例は少なからずあるようで、原因についても、マウスの故障やマウスの設定・無線の干渉などさまざまな情報がみつかります。ただし、私の場合にはどれも該当しないようでした。マウスの設定の変更では解決しませんでした。
VMWare Workstationを使っているときに発生するので、VMWare Workstationが原因かとずっと思っていたのですが、最新版でも再現し、対処策がありませんでした。
ただ、今日、VMWare Workstationを使っていないときでも発生し、実はVMWare Workstationは関係がないことがわかりました。それから調査した結果、原因がわかり問題が解決しました。
その原因は、前述の「無線の干渉」が近いのでしょうか。ただし、WiFiとの干渉など、他の電波との干渉ではありませんでした。
BluetoothやUnifyingのレシーバーはUSBのポートに入れて利用しているのですが、そのUSBは2ポートあり、もう1つのポートは仕事場では有線LANに接続するために利用していました。ふと思いついて、この有線LANの接続のUSBを反対側のUSBのポートに移動してみたら、この問題が全く起きなくなりました。それどころか、以前よりもマウスカーソルの移動がすばやくなったように思います。
まさか有線LANのUSBケーブルが影響を与えていたとは思いもしませんでした…
(家では無線LANにつないでいますので、発生しない理由でした。)