WunderlistからMicrosoft ToDoへ

以前から長らく愛用しているWunderlistが、あと1ヶ月でサービス終了となります。Microsoftに買収されたことが原因ですが、移行先であるMicrosoft ToDoは代替としては大きな機能が1つ不足していて、ずっと様子を見ていました。 しかし、あと1ヶ月となりこれ以上待つことが難しく、仕方なく移行しました。

その不足している機能は「今日」の扱いです。Wunderlistは、期限が今日のタスクは自動的に「今日」のグループに表示され、その日やることが「今日」グループに可視化されていました。しかし、Microsoft Todoにある「今日の予定」グループはそうではないのです。

まず、期限が今日(および期限切れしているタスク)であっても、 「今日の予定」グループには自動で表示されません。一方で、 「今日の予定」グループ のタスクは、タスクの期限がいつであれ、表示されます。つまり、単なる1つのグループになってしまっているのです。

この点は不満が多いようで、 Twitterなどでも Wunderlistの「今日」を返してくれ、という要望を多く見つけることができます。Wunderlistの創始者の「買収に応じたのは失敗だった」という内容の発言があり、残念ながらMicrosoft ToDoはWunderlistの後継とは言いがたい状況です。

ちなみに、Microsoft ToDoの想定される使い方は、おそらく次のような感じと思われます。

  1. 「今後の予定」グループには、今日を含めて今後の予定が期限でソートされ表示されるので、例えば朝などに、その中で今日実施するタスクを右クリックして「今日の予定に追加」を選択する
  2. その後は、「今日の予定」グループを見て、タスクを実行する
  3. 実施できなかったタスクは 明日以降も 「今日の予定」 グループに残るので、もし実施をやめる場合には、右クリックして「今日の予定から削除」を実行し、元のグループのみに存在するようにする

つまり、「今日の予定」グループは特殊なグループで、他のグループと重複して所属することができます。ただ、Wunderlistのユーザーが求めていることは、これではないと思います。

結局、自分は「今日の予定」グループは一切使わず、「今後の予定」グループの「今日」の項目に表示される内容を実行するようにしています。これで、Wunderlistに近い使い方ができます。

そのほか、完了したタスクが自動的に含まれるグループもないので、完了したタスクをまとめて削除することができず、ずっと残り続けてしまいます。
(完了したタスクを非表示にすることはできるので、見た目上表示させないことは可能)

願わくは、余計な「思想」を押しつけずに、このあたりもWunderlistと同じように使えるようにして欲しいです。
(なお、1点だけMicrosoft ToDoが勝っているのは、繰り返しの指定で、月水金など曜日指定で繰り返し指定ができる点です。)

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