PlayStation 4には「ファミリー管理」という機能があり、子供たちのゲームの使い方を制限したり確認したりすることができます。こうした機能自体、つまり仕組みで制限すること自体は賛否両論あると思いますが、私はゲームがどんどん魅力的になってくる以上、仕組みで制限することが必要と考えています。
親がゲームの使い方を管理する仕組みとして、PlayStaton Networkでは「ファミリー管理」という機能を提供しています。1日にゲームができる時間帯や時間量の制限と、ブラウザなどいくつかの機能の使用可否を制御できます。
また、1日にどれだけゲームをしていたかを知る仕組みもあります。それが、「今日あそんだ時間」の情報です。ファミリー管理の画面で、親のアカウントの画面から参照できます。しかし、この時間の情報は翌日になるとゼロにリセットされ、前の日の履歴を見ることができません。そのため、夜遅くにゲームをした場合に、どのくらい遊んだかを次の日に見ることができません。
試行錯誤した結果見つけた、「今日あそんだ時間」を次の日に確認するテクニックを2つ紹介。
1つは、一時的にタイムゾーンを変更する方法。例えば、子供のアカウントのタイムゾーンを日本(標準時間+9時間)からロンドン(標準時間+0)に変更すると、日本における午前9時~次の日の午前9時までが「今日あそんだ時間」になります。そして、この時間帯にゲームをした時間がファミリー管理の画面に表示されます。その結果、前の日のゲーム時間を見ることができます。確認後、またタイムゾーンを元に戻せば実害はありません。
なお、タイムゾーンの変更は、下記の赤枠部分です。
(アカウント関連の情報は、オレンジ色で塗りつぶしています)
もう1つのテクニックは上記の話の追加になります。タイムゾーンを一時的にではなく、ずっと日本以外に設定する方法もあります。タイムゾーンを変更しても「あそぶ時間の設定」は変わりませんので、「あそぶ時間の設定」を有効にしているとタイムゾーンを変更することでゲームができる時間が変わってしまいます。
そこで、タイムゾーンを変更し、同時に「あそぶ時間の設定」もそれにあわせて変更することが必要です。例えば、以下の設定では、実際の「あそぶ時間」は午前7時15分から午後10時45分になります。
それと同時に、「今日あそんだ時間」については、次の日の午前7時までに確認すれば、前の日の情報も含めて知ることができます。
同じ悩みを持っている方は、ぜひ試してください!