私はBOOKOFFが好きで、ふだん行かない街に行くことがあれば、BOOKOFFがあるかどうか探して立ち寄るようにしています。単に本を探すだけでなく、試行錯誤のトレーニングの題材としても活用しています。
以前に書いたBOOKOFFの改善のアイデアに続き、最近思いついた、別のアイデア。
近々スキーに行こうと思っているのですが、道具は何も持っていないのでレンタルします。その際の価格が、例えばウェアであれば1日3000円です。
リフト券などはセットで割引になりますが、ウェアは割引にはならないようです。これは、おそらくは意図的で、ここが「利益を出す場所」の一つなのではないかと思います。
一方で、この手のレンタルで借りたことがある方はご存じと思いますが、レンタルで最新・高性能のウェアを借りることができることはまずありません。悪ければ、単色のダサいウェアということもあります。それに3000円、となると、他のリフト券などとの比較で、割高感を感じます。
そう思い近くのBOOKOFFに行ってみると、1000円以下のスキーウェアも売っていました。もちろん見た目はあまりかっこよくないのですが、レンタルのスキーウェアと比較すれば同程度という感じです。これを買えば安くなります。
ただし、私はスキーに行くのは年に1回あるかないかです。買ったものを保管していても、次回がいつなのか、そもそも次回があるかもわかりません。ただ一方で、1回利用して捨ててしまうというのは、なんとなく罪悪感を感じます。
そこで、BOOKOFFの中古の服類について、例えば「2週間以内に売りに来れば、10%とか30%とか半額とか、決まった価格で買い取る」保証をつけるということを考えました。この結果、擬似的なレンタルになります。メルカリでは、購入し1回着てまた売りに出すようなサイクルが確立しているので、これと同様の考え方です。メルカリとの大きな違いは、購入前に現物を手に取ることができる点と、BOOKOFFという大企業が扱っているという点です。
BOOKOFFは業績が厳しいと聞いていますので、中古を買ってそれを売るというサイクルを何度も回すことを考えると、立ち位置・位置づけが変わり、業績も変わるのではないかと思いました。