ネット界隈では著名なひろゆき氏の書籍。本屋さんで気になったので買いました。
ひろゆき氏と言えば、Youtubeなどで「論破」するシーン(元はテレビ番組?)が記憶に残っています。
文中は、一人称が「おいら」という表現になっていることもあり、語りかけられているような感じで読み進めることができます。いろいろなシーンを題材に、ひろゆき氏はどのように考えるのかが書かれています。ここの状況への考え方・対応の仕方も参考になりますが、全体を通して貫かれている、次のような考え方が参考になります。
- 他人(の考え方)は変えられない
- 相手に好かれようと思わない
- 事実を積み重ねて議論する
- 事実に基づかない抽象的な議論(個人の価値観に依存する議論)は、どうにかしようと思わない
などなど。
すぐにひろゆき氏と同じように実践することは容易ではないと思いますが、こうした観点があるということを知っておくだけでも十分に価値があると思います。特に、日本では旧来のような人のつながり・地域のつながりが強い文化が大きく変わってきていますので、今まで「正しい」と言われている考え方が通用しなくなってきている面があります。仕事の上司など、年齢が高い人の考え方・価値観と、現代を生き抜くための考え方・価値観は異なってきていると思いますので、この書籍にある考え方を知っておき、自分に合うと思う部分を実践してみるだけでも良いと思います。