ネットワークドライブのキャッシュ

Windowsのネットワーク環境でネットワークドライブを利用している際に、最新の内容を表示してくれないという問題がありました。例えば、別の人がネットワークドライブにファイルを追加しても、自分のマシンからはそのファイルが見えない、という問題です。F5キーを押してリロード(更新)しても表示されません。

この問題の回避策として、該当のドライブにファイルを追加したり、ファイルを削除したり、ファイル名を変更したりした後に、F5キーを押して更新すると、そのファイルが表示されます。ただ、毎回このような操作をするのは面倒です。

ドライブの内容をWindowsがキャッシュしていてF5キーを押してもそのキャッシュの内容を表示していることは推測できたのですが、解決策がなかなか見つかりませんでした。いろいろ調べた結果、レジストリの以下の値を変更してキャッシュしないようにすることで、この問題が解決できました。

レジストリエディタで
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\LanmanWorkstation\Parameters
を開き、FileInfoCacheLifetime・FileNotFoundCacheLifetime・DirectoryCacheLifetimeの3つの値を作成します。
(レジストリエディタの右側の一覧の背景で右クリックし、「新規」→「DWORD (32ビット)値」を選択して追加)

全ての値について、「0」を指定します。

Windowsを再起動すれば、問題が解決しました。

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